区長コラム「多世代がつながるまちへ」


こんにちは、生野区長の山口です。

 夏の間は、生野区西部地域学校再編整備計画の説明会を8回実施させていただきました。お忙しい中、足を運んでいただき、またご意見をくださったことに感謝しています。ありがとうございました。今後は学校設置協議会準備会で、さらに細かい意見交換を進めていく予定です。

 8月から9月にかけて区役所の全職員を対象に区長研修を7回に分けて行いました。

自営業のころ、全国の自治体で「企画力向上研修」の講師をしていました。チャレンジする組織をめざします!

テーマは「『居場所』と『持ち場』のあるまちへ~未来志向のまちづくり~」です。

 課題解決に追われるだけでなく、「こんな生野区にしたい」という将来像を共有し、そのために区で「今できること」に落とし込み、目の前の事業や仕事のやり方を考えてほしい。発想法のワークを入れながら、直接伝えることができました。


私の描く区の未来像は3つです。

●子育て世代が定着する生野区
●高齢者が安心して暮らせる生野区
●世界につながる生野区

未来の姿から逆算し、次年度の予算や事業についても話し合いを進めています。

 「高齢者が安心して暮らせる生野区」であるために、すでに多くの取り組みを実施しています。もっと知っていただき、活用していただくための広報も力を入れていきます。



9月は高齢者福祉月間です。

いくみんも安心して住み続けられるまちにするため、がんばります!
  今、健康な方はぜひその健康を維持するためにも、積極的に検診へ足を運んでいただいたり、健康づくりイベント等へのご参加をお願いします!生野区は、大阪市平均よりも健康寿命が長いので、さらに声をかけ合って健康づくりの輪を広げていただけると嬉しいです。


生野区では「健康づくりひろげるクラブ」として、介護予防・生活習慣病予防のお話や実技を学ぶ機会を10月2日~11月21日の毎週火曜日に実施します!
★各種検診や「健康づくりひろげるクラブ」のご案内はこちら↓
 クラブへの参加は9月20日が締め切りです!ご家族やお友達にお知らせください。

 
 「こども叱るな 来た道だもの 年寄り笑うな 行く道だもの」という言葉があります。

 学校現場でインクルーシブ教育について学ぶ中で、お互いのできないこと、苦手なことを知り、互いの得意なことやできることで補えばええやんというシンプルなあり方と、お互いをありのままに受け入れる「心のバリアフリー」の大切さを感じてきました。

 生野区では防災訓練や地域活動で、高齢の方と若い世代が触れ合う場面があります。多世代交流の場面で、お互いの悩みや思いを感じることで「人にやさしいまち、生野」が実現すると考えます。

大池中学校ラグビー部のみなさんによる、特殊詐欺被害やひったくり防止の啓発活動の様子。若いパワーがまぶしかったです!

 区長としても、一人の40代の人間としても、若い世代の悩みを受け止められる「子どもの先輩」でありたいし、ご年配の方が抱える課題を想像できる「人生の後輩」でありたいと思います。

 多世代がつながるまちへ、これからも取り組みを続けていきます!

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◆まずは地元の「地域活動」からつながってみませんか?
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◆9月の窓口混雑予想日のご案内はこちら↓
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※生野のええとこ、読んだ本、気づいたことまで、気軽に発信しています。


〔発信:区長・山口照美〕

 

 

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